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段ボールパッケージの誕生秘話

現代では様々な場面で必要不可欠な段ボールパッケージですが、どのように誕生したのかご存じでしょうか。

段ボールの発明は、実は古く、1850年代です。

イギリスでシルクハットの汗を取るための段のついた紙が考案されました。

1870年代になると、その紙がガラスなど割れやすいものを包む緩衝材として加工されるようになり、やがて、段のついた紙にもう1枚紙を張り付けて、瓶の梱包資材として現在の段ボールの原型が誕生。

日本では1909年に井上貞治という人がその梱包資材に着目し、それで商売ができないかと思ったことが始まりです。

それまで、井上貞治さんは何をやっても失敗して、人生を諦めかけていたそうですが、20坪ほどの狭い小屋で試行錯誤を繰り返して、何とか大量生産することに成功し、その梱包資材を「段ボール」と名付けて、売り始めたそうです。

その後、化粧品の梱包資材に使われて段ボールはパッケージとして認められるようになり、世界第二次大戦中も大活躍したそうです。

こうして、日本での当たり前のように段ボールパッケージは使われるようになったのですが、段ボールの始まりが汗取り用だったというのは面白いですね。

紙に段をつけることによって汗の吸収が高まるように考えられていたようです。

汗取り紙を考え出した人も、まさかそれがパッケージとして世界中で使われるようになるとは夢にも思わなかったことでしょう。

段ボールパッケージは、今では大量生産が当たり前ですが、井上貞治さんが生産を始めた頃は、紙に段をつけることが非常に難しく、紙を少し湿らせることによって、それを可能にしたそうです。

段ボールパッケージは、日本で私たちの一番身近なパッケージとして使われていますが、井上貞治さんの苦労がなかったら、あり得なかったのかもしれません。

その後も段ボールパッケージは、進化を続け、現代でも様々な研究がされています。

さらに段ボールパッケージは、私たちの生活に欠かせないものになるに違いありません。

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