段ボールの加工性
段ボールは、波状の"中芯"の表と裏に"ライナー"と呼ばれる段ボール原紙が貼られた3層構造の"両面段ボール"が最もポピュラーですが、他にも中芯の片面だけにライナーが貼られた2層構造の"片面段ボール"や両面段ボールの片側に片面段ボールの中芯面を貼りあわせた5層構造の"複両面段ボール"、さらに複両面段ボールの片面に片面段ボールの中芯面を貼りあわせた7層構造の"複々両面段ボール"などに加工されて強度を増したものもあります。
段ボール特有の中空構造"をした"中芯"は、軽量化を実現させるだけでなく断熱性や保温性、耐衝撃性を高めることにも一役買っています。
他にも、この構造のおかげで段ボールの裁断や折りといった加工が容易になり、子供でもはさみやカッターナイフを使って切ったり、貼ったり、色づけしたりして段ボール工作を楽しむことができます。
また実用化の例としては、段ボールの中空構造を活かして段ボールの両面にアルミニウム箔をラミネートしたものを素材に加工したビルの空調・換気用のダクトも開発されていますが、これは従来の鉄板製のダクトとは比べ物にならないほど軽量な上に、驚くほど短期間で仕上がり、しかも安い費用で設置することができるということで今注目されています。
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